受賞しました!

このたび、アフター・アワーズ・セッション は、昨年の112日に開催致しました演奏会に対し、2017年度「音楽クリティック・クラブ賞」の 奨励賞を いただくことになり、先日授賞式がありました。

都合のつくメンバー4人で 、授賞式に参加させて頂きました。

 

今年1年の数多ある演奏会の中から、私たちアフター・アワーズ・セッションに目を向けてくださり、奨励に値すると選んでくださったことに、出演メンバー一同 心から感謝致します。

 

そして、この賞の名に恥じないよう気を引き締めて、私たちの音楽づくり、私たちにしかできない音楽づくりに今後も励んでいきたいと思います。

 

 

授賞理由は、以下の通りです。

 

  『室内楽のグループは数多くあれども、「アフター・アワーズ・セッション」のように各種管弦打楽器とピアノ、声楽のメンバーまでを有する団体は珍しく、あらゆる室内楽作品を演奏できるという強みは団体のアピールポイントのひとつとなっている。1997年に結成された「アフター・アワーズ・セッション」はメンバーの主体的な活動によって成り立っており、まさに「継続は力なり」という言葉を体現して20周年の節目を迎えた。

  この度の「20周年記念シリーズ vol.5」では、5曲の多様な編成の室内楽作品がプログラミングされており、中でもこれまでも積極的に手がけてきたマルティヌー  の作品、「三重奏曲」と「九重奏曲」の演奏は、作品が持つ魅力を十全に伝えるものであった。 こうした演奏は一朝一夕で出来上がるものではなく、これまでの継続があってこそ初めて可能になるアンサンブルの成果だと言えよう。 また今年敢行されたジョージア演奏旅行で初演した薮田翔一への委嘱作品もこの演奏会で演奏されており、グループのために書かれた作品ということもあって、木管五重奏にピアノが加わった編成から色彩感豊かな響きが生まれ、この演奏会に彩りを添えることとなった。

  今後も益々盛んに演奏活動が展開されることに期待を込めて、ここに奨励賞を贈ります。』